FAQ

医療デジタル・マーケティング

医療デジタルマーケティングはWebサイトの世界にとどまらず、デジタルで得られるあらゆるデータやタッチポイントを活用するマーケティングです。 フィリップ・コトラー氏は現在のマーケティングは「コミュニケーションとイノベーション」がテーマとしています。 マーケティングの基本は変わりませんが、技術や枠組みが進化しています。
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医療ソーシャルメディア

医療ソーシャルメディア   とはSNSを含む新しいメディアの総称で、またそれぞれの立場で経験や知識を共有することで、患者満足とエンゲージメントを向上させて生産性も向上することが期待されています。 医療・福祉において一般的なソーシャル・メディアと区別しているのは、内容が極めてセンシティブであり、個人情報保護や利益相反の観点から留意しなければならない部分が多いためです。 ソーシャルメディアはマスメディアといわれる新聞、テレビ、ラジオなどのメディアと区別されます。 ソーシャルメディアは個人単位で発信できますが、その内容の信ぴょう性は担保されたものではありませんが即時性や共感力が強いコンテンツを作成することができます。一方マスメディアの新聞やテレビは一般的には事実の確認や検証された上での発信しますので信頼は極めて高いと考えられています。但し経営母体によってはバイアスがかかることがあります。
ソーシャル・メディアの役割として期待されていることは、総務省の表現を借りると次ようになります。
孤立化するおそれのある人が支え合いのネットワークを持つ一助として ICT によるネットワーク形成が一定の役割を果たすと期待
そのほかに、宣伝・PRを始めとして広報、職員採用、院内広報、地域連携、患者支援、教育、健康啓発にも途はあります。

医療マーケティング |ヘルスケア・マーケティング

医療マーケティングとは医療や介護の課題を提供側と利用者とのつながりを構築することで解決する方法です。 マーケティングの4つのP(製品(サービス)、価格、場所、プロモーション)となりですが、サービス業としてみるとさらに職員、サービスプロセス、そしてアウトカムが主たる構成要素として加わります。 さらに医療法には広告規制があるように、生命に関わるためガバナンスやコンプライアンスが必須とです。 しばしば誤解されることは「マーケティングは営業やプロモーション」のためと言う理解をしている方がおります。
医療デジタルマーケティングとは、医療機関とそのターゲットオーディエンスとしての患者、家族、医療関係者をデジタルな手法で結び付けるオンラインマーケティング戦略の総称です。 ウェブサイト、ソーシャルメディア、オンラインブランディング資産、デジタル広告、Eメールマーケティング、 オンラインパンフレットなどもすべて、それぞれに独立したデジタルマーケティングのチャンネルまたは戦略と言えます。
 ソーシャル・マーケティングは貧困や環境破壊など社会問題など社会が求めている考え方、理念、行動指針への認知と理解を上げ、社会に浸透させるためのマーケティングであり解決する方法(フィリップ・コトラー) 従って、患者に必要としている製品や医療・福祉サービスを買ってもらうためのマーケティングではありません。
患者の生活習慣等を良い方向に変化させるきっかけとつくり、患者が変容のステージにはいることです。 そのステージモデルには 無関心期→関心期→準備期→実行期→維持期があります。(行動変容ステージモデル)があり、ペイシェント エクスペリエンスやペイシェント ジャーニーの分析から次の行動を予測します。 これらは医師や看護師も利用できますが、医療マーケティングやデジタルマーケティングでは、該当するステージを自動化して効果的なアプローチをすることができます。
ペイシェント ジャーニーは患者が健康な時から、罹患後の検査や治療、そして終末期までのプロセス(旅路に例える)およびそのときの医療的、心理的、経済的、社会的な患者体験(Patient Experience)の推移を分析するツールです。 マーケティングではペイシェント ジャーニー(またはCustomer Journey)を把握することで患者満足度とアウトカム向上、即ち患者エンゲージメントを向上を図れます。
ペイシェント・エクスペリエンス(PX: Patient Experience)とは患者が遭遇する全てのイベントを指します。その内容は医療提供だけでなく行動変容に影響を与えるものを全て含んでいます。PXを結んでいくとペイシェント ジャーニーが線として見えてきます。 この考え方は経営者の場合とマーケティング担当者、診療担当者で異なる視点で課題に迫ることができ、共通の視点を共有することに活用できます。
医療・健康の患者意思決定に関して、従来の情報を提供しリテラシーの向上のみならず、患者が主体的に治療に臨んでいくことを、患者それぞれの心理的、経済的、社会的事情などペイシャント・ジャーニーに基づいて患者の事情に合わせて医療提供できる状況であり、医学的、経営的に医療継続させることができます。 エンゲージメントが向上することによって患者は健康・アウトカムを増進することに医療従事者と協力し、 患者の医療への高い関与により健康のアウトカムは向上します。 患者は自分の医療意思決定プロセスに関与することを望んでおり、自分で医療について自分で意思決定してケアをしている人はより健康で、より良いアウトカムを得る傾向にあるとしています。 患者は受け身の治療への参加ではなく、医療従事者が患者をエンパワーメントすることで積極的に治療に参加(アドヒアランス(adherence))を啓蒙しようとしています。またこのことは人権擁護と限られた医療リソースを適正に配分することにもつながります。