ごあいさつ
年間850万人の患者(入院、外来:2017年患者調査)が医療機関を利用しました。しかしその内容が変わろうとしています。
日本は国民皆保険制度が1961年にスタートし、半世紀以上運用してきましたが超高齢化の進展や医療技術の進歩などによる社会保障費の増加(平成30年度の医療費は約42兆円)の影響により国の財政および医療財政は深刻な状況になっています。
その表れとして2019年10月厚生労働省が突然に病院統合再編を実名公表しました。この背景にあることは衆知のことですが、高齢者の増加と経済の大きな伸びが期待できないことから、医療財源の不足することが予想されております。従って高齢者負担の増加や働き方改革による医師の実質的なマンパワーの減少など病院経営が大きな転換点を迎えています。医療行政が変わっても患者自身が医療サービスの低下を自分のこととして理解するには医療行政や医療機関の努力がさらに必要となります。このような状況下では病院経営者の努力と患者の満足度はかみ合わないことが起こりやすくなります。これは医療現場の職員と患者にとっても不幸となります。
また2020年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では医療と経済に大きな影響を与えております。既に減収が報告されている中で病院経営者は外部環境の急変に対して如何に対応するかが問われています。
また「医療提供側と患者との関係」は新型コロナウィルスで大きな影響を受けています。両者の関係は患者視点、患者中心の医療などと言われてきていますが、現在の状況ではさらに大きな乖離が出ておりますので、医療提供側のみならず患者の義務と理解、より良いコミュニケーションが重要になります。
パラダイムが変わるときには従来の経験値で解決できるでしょうか? 適切に対応するためには、医療行政の変化と同時にマーケティング視点で自院のポジショニングに適合する解決策を選定し、確固たるマーケティング・マネージメントが必要と考えております。
課題
新型コロナウィルスによるパラダイムシフトの内外要因である情報化や患者の価値観(経済的・心理的・社会的)の多様化に加えて診療報酬低下や働き方改革を包含した経営が求められます。このことは患者の診療や患者の意思決定に大きな影響を与えるので、適正なコミュニケーションが求められています。即ち新型コロナウィルスの対応策と同時に「患者と医療機関のあり方」が課題となっていると考えます。
ソリューション
弊社は医療提供側と患者とのギャップについて医療技術、安全性の向上と共に生産性向上と患者との関係(エンゲージメント)強化をあらゆる種類のICTと行動心理学・経済行動学・社会学的なコミュニケーションプロセスにフォーカスして、上述の経済状況や情報社会など外部環境の変化によるパラダイムシフトに対応してソリューションをご提供しております。
医療技術同様に医療マーケティングは進化しています。なかでもヘルスケア・コミュニケーションは、全ての生命を大切することを基本として家庭(family)や職場(company)を巻き込んで医療の質とエンゲージメントを向上を目指しております。
- 患者とのエンゲージメント強化
- 良い患者体験(ペイシェント・エクスペリエンス)で満足度・エンゲージメント向上
- 認知度向上のための病院広報とコミュニケーション
- 患者教育、アドヒアランス強化
- 院内コミュニケーション強化による経営方針浸透
概要
会社名 | |
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理念 | ペイシェント・エンゲージメント向上とマーケティング& |
事業内容
Solutions |
医療関連企業団体様および医療機関向けのマーケティングサポートから患者サービスまでソリューションをワンストップでご提供
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責任者 | 上原 繁夫 |