病院経営と患者満足度調査の結果


患者満足度調査と施設改善

患者満足度調査と施設改善

近年、患者満足度調査は、病院機能評価などで求められていることを受けて実施し、調査結果はホームページなどで発表することが通例となっています。興味ある論文を見つけたので、紹介したい。

高木安雄先生(慶応義塾大学)らは「一般クリニックにおける患者満足度調査結果と施設改善のポイント」について、論文を日本医療病院管理学会で発表している。要旨は、

1787件のデータを分析した結果、施設の診療科や通院患者属性と満足度調査項目の間に、ある程度の関係性が見れれる組み合わせがあった。例えば「年齢」と「医師の病状説明」、「年齢」と「待ち時間」、「性別」と「診療所の設備」など

背景は、患者のことを配慮した「患者指向の施設経営」をするために、患者満足度調査のデータをもとに改善を進めようとしている。

このような取り組みは、きめ細かな対応、患者視点の対応では必然的に要求されると思います。また患者属性によって医師の説明の仕方を変えることは以前から知られていることなので、目新しさはないが、データで示されると職員教育や院内の共通の認識にも役立つので長期的な改善に関する取り組みに使えるものと考えます。

㈱日本医療ソリューションズ